侵害 留保 説。 学説判例研究~行政法~レジュメ~法律による行政

法律入門講座「行政法【行政指導,行政契約】」ークマべえの生涯学習大学校ー

侵害 留保 説

ありがとうございます。 どうして、行政の全ての活動に、事前に法律の根拠を示すように求めてはいけないんですか? 「全ての活動」について、全て事前に法律の根拠を・・・なんてことしていたら、実際問題として、行政が機能不全に陥るからですね。 そこで、行政は法律に従わなくてはならないという基本原則を掲げられ、 「法律の法規創造力」、「法律の優位」、「法律の留保」という3原則があります。 脚注 [ ]• 最高裁平成18年7月14日(行政判例百選162事件) 地方自治法244条3「項が憲法14条1項が保障する法の下の平等の原則を公の施設の利用関係につき具体的に規定したものであることを考えれば,上記のような住民に準ずる地位にある者による公の施設の利用関係に地方自治法244条3項の規律が及ばないと解するのは相当でなく,これらの者が公の施設を利用することについて,当該公の施設の性質やこれらの者と当該普通地方公共団体との結び付きの程度等に照らし合理的な理由なく差別的取扱いをすることは,同項に違反するものというべきである」 その他の一般原則 ・「透明性とアカウンタビリティの原則」(行政手続法1条、情報公開法1条) ・「必要性・有効性・効率性の原則」(行政機関が行う政策の評価に関する法律3条1項) ・「行政の公益適合原則」(地方自治法232条の2). 侵害留保説が通説となっています。 一般の人に利益になるような行政指導 助成的行政指導 もあれば,不利益になるような行政指導 規制的行政指導 もあります。 ちなみに、侵害留保説を採りつつも、法律の根拠を必要とする範囲を拡大することは可能であるし、望ましい。 まずは,その非権力的な活動の典型的なものである, 行政指導について説明しますね。

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行政法

侵害 留保 説

例えば,次の行政手続法第32条を見てください。 こくこく(相槌) (家に帰ったら、規制規範についても復習します。 ドイツの行政法学者オットー・マイヤーが唱えた説で、かつてのドイツ・日本では行政法の通説を形成していた。 そのうちの代表的なもののみを取り上げておく。 そもそも、民法が明治時代に制定されてから長らくの間、信義誠実の原則および権利濫用禁止の原則に関する明文の規定は民法に存在しなかった。 日本国憲法第41条における立法とはこの意味であり、行政機関が単独で実質的な意味における立法の権限を行使することは許されないのである。

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行政は法律に従わなければならないという基本原理と侵害留保説

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大日本帝国憲法下の説。 このような事態が発生しているのに、対処方法を規定する法律の規定が存在しないならば、行政は何らの予防策などをとることもできず、危害を放置して安全や秩序が崩れるまで待たなければならないのであろうか。 しかし、本件の場合、誤った扱いであるとはいえ、受理ないし収納という手続を税務署長が行い、しかも数年続いていたということになれば、これはもはや、黙示的であるとはいえ、公的見解を示したと理解してもよいのではないか、という意見も成り立ちうる。 但し、不文法を排除しているわけではないところに注意。 例えば、 警察官が酔っ払いを保護すること・・・ これは、上の 2つの視点( 権力的 or 非権力的)( 侵害的 or 受益的) で考えると、どんな行政行為といえますか? 警察官がやってんだから権力的だけど・・・ 酔っ払いとしては放置されたら、風邪ひいたり、荷物持ってかれたりしちゃうから 嬉しいから、受益的? そうね。 しかし、行政が,誰かに「100万円あげる!」なんていう契約を勝手に結ぶことはできません。

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学説判例研究~行政法~レジュメ~法律による行政

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この憲法が制定された当時は,帝国議会が,人権を保障しさらに伸張させる立法をすることも期待されたが,実際に制定されたのは,,,など厳重な言論統制のための法律であり,昭和初期には,に代表されるような極端な弾圧立法が数多く登場した。 憲法41条。 そこで、まず、法治主義の内容をみることとしよう。 において説明したので、参照されたい。 ただし,その中でも,例外を認める見解もある。 従って 、「 上告人が浦安町の町長として本件鉄杭撤去を強行したことは、漁港法及び行政代執行法上適法と認めることのできないものであるが、右の緊急の事態に対処するためにとられたやむを得ない措置であり、民法七二〇条の法意に照らしても、浦安町としては、上告人が右撤去に直接要した費用を同町の経費として支出したことを容認すべきものであって、本件請負契約に基づく公金支出については、その違法性を肯認することはでき」ない。 実際に、 条文にあたってみましょう。

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法律の留保

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これが妥当すべき租税関係(さらに言えば租税法)に信義誠実の原則をそのまま援用すれば、当然、租税法律主義との抵触が生じることとなる。 この 組織法として挙げられるものとしては、 警察法2条、環境省設置法3条、4条等があるわ。 これを契約自由の原則とか、もう少し意味を広げて 私的自治 [ してきじち ]の原則とかいいます。 ここから先は、当分の間、行政作用法について勉強します。 従って、具体的な事案への適用の妥当性が問題となる。

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法律の留保(ほうりつのりゅうほ)とは

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それじゃ、簡潔に。 問 法律の留保の及ぶ範囲に関する学説のうち「社会留保説」にはどのような批判がなされるか。 問 地方公共団体が法律の委任に基づかない固有の条例を制定してその住民の権利を制約することは法律の留保の原則に関する侵害留保説の観点から問題はないか。 その 行為の内容に着目して、どのような性質のものなのかを、今の2つの視点をもって判断することが大事なの。 そうですね。 形式的には法律による行政の原理に適合する活動としても、その活動の目的が不当なものであれば、違法と判断されざるをえない。

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「侵害留保説」について詳しく教えてください。

侵害 留保 説

そこで、同事務所長は本件土地および建物について固定資産税を賦課徴収するという趣旨の決定をし、Xに送付した。 このように、法律の優位の原則が守られているだけでは、必ずしも私たちの権利利益が護られることにはならないということなんです。 このような場合には信義誠実の原則が適用されやすいとも言える。 2 国民の権利を行政権によって侵すことは禁ずるが、立法権によって侵すことは認めるという原理をさす。 警察法第2条第1項説は論旨が一貫せず、妥当性を欠く。 判旨:東京高等裁判所はYの主張を認め、一審判決を取り消した。

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「侵害留保説」に関するQ&A

侵害 留保 説

2.行政作用法の全体像 次に、行政作用法の全体像をお話します。 』 一緒に、 環境省設置法3条もみましょうか。 そのため、教科書によっては要件が4つまたは5つというように理解されていることがある。 以下、 本質留保説 とする)が有力になり、連邦行政裁判所の判例において形成・採用されている。 関連項目 [ ]• 問題のある記述を発見した場合には、よりご連絡ください。

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